こんにちは。大地です。
今日はお散歩がてら公園を散策してきました。
ウォーキングもかねていつも行く公園より少し遠目の公園に行ったのですが思いのほか面白かったです。
昨日少し書いたとおり明日中秋の名月なのですが、月は直接見すぎると悪い影響が出る場合があるといわれています。
そのため、昔の人は月を池に写して愛でたという話を聞き、月を写せるような池のある公園がないかなと調べたところ歩いていける範囲にちょうど良い公園があったので試しに行ってみたのでした。
結果から言うとその公園は夜間立ち入り禁止になっているようで月を写して見ることはできなかったのですが、そんなことはどうでも良くなるような見所満載の公園だったのです。
元々はかなり由緒ある公園だったみたいです。かつては祭祀などにも使われ、土器なんかも出土したとのこと。
まずは「ようこそ」っとさわやかにお出迎えです。手作り感があっていい感じですね。
木のネームプレートも手作り感満載です。
白と赤の彼岸花が咲いていたり。
ざくろが立派な実をつけていたりと色々な植生が豊かに展開されています。
中にはこんな木もあります。ヘレンケラーが日本に来たときに植樹した木の子孫だそうです。
ニュートンがりんごが落ちるのを見て万有引力をひらめいた、そのりんごの木の子孫だそうです。
接木で増やした子孫だそうですがどこまでほんとなんでしょうか。ともあれワールドワイドですね。
そして突然のかかし。何故?
結構な数のかかしがいます。なに対策でしょうか?
女の子の像は「くつろぎ」というタイトルです。
でもその隣に自分の4~5倍の大きさの牛がいたら果たしてくつろげるのでしょうか?
いや、牧場でのんびり過ごしているのかも知れません。
しかしもう少し先に進むと。
さらに巨大ななぞの生物が!
少し前にうわさになったアマビエがかわせみに取り付いた姿だとか。いや、ちょっと怖いよ。
疫病を食べるって言ってるけど明らかにこいのぼり食べてるよ?
この巨大さ。伝わりますでしょうか。さっきの牛の3倍はあります。
さっきの女の子は本当にくつろげているのでしょうか?
気を取り直して歩いていると郷土の森が目の前に。
明らかなヤシ科の植物。私たちの郷土って南国だったっけ?ジュラ紀の話?
その名もフェニックス。思いっきりインドシナ原産って書いてありますけど。(写真がぶれててすみません。衝撃的過ぎて)
と思ったら郷土の森というのは各都道府県のシンボルツリーが植わっている一帯だったみたいです。なるほど、その説明が先にほしかった。
さらに少し歩くとバラ園がありました。季節が外れているのでほとんど咲いていないですが。
どうしても映りこむ個性的なかかし。気になってバラどころではなさそう。
とっても大きな池がある素敵な公園なんです。池の一角にはハスが繁茂していたり、ほとりにはスイレンが植えられていたり、鳥や鯉も優雅に泳いでいました。
そして突然の枯山水。なにゆえ?
そしてなぜか盆栽が飾られている。どういうコンセプト?
休憩所と思しき建物の前には杉玉が。えっ?酒造なの?
かかしを作った人とは明らかに別人が作ったであろう木人も。
そう、そしてここは市民の森。自分が住んでいる市がここまでファンキーだとは思っていませんでした。
こうなってくると「ようこそ」も少し狂気を感じるのは私だけでしょうか。
色々書きましたが実際に老若男女、地元の人々がたくさん集まり、愛されている素敵な公園でした。
紅葉も桜も立派そうであり、スイレンやバラの季節にも改めて訪れてみたいですね。
もっと色々と進化している可能性も否定できないですしね。